休みの取りやすさは転職のポイント
日本、米国いずれも8月は夏休みのトップシーズンだ。長めの休暇を取得して、家族連れで国内外へ旅行し、たまった疲れやストレスから解放されたいと願うのは、米国人も同様。では、働き方の対極にある休み方、さらには余暇の過ごし方に日米両国で違いはあるのだろうか。
「とにかく、毎夏の旅行を心から楽しみにしている。ビーチで寝そべる時間を思い浮かべ、それを目指していくからこそ、仕事を頑張れる」
メーカーに勤務する40代男性は、上級管理職であるマネジャー。朝から夕方まで仕事漬けの毎日だ。ただ、仕事に忙殺されながらも、夏のバカンスが頭から離れることはない。例年、夏休みは2週間ほど取り、バハマやカンクンなどのカリブ海リゾートや、コスタリカなど中南米に出掛けることが多いという。休みを取得する日を決めたら、それに向かって、さらにギアを上げて働き始めるそうだ。