Q. 熱帯夜は、エアコンをつけっぱなしでいいか?

夜中に寝苦しさで目が覚めるなら

2019年の夏も「酷暑だ」と言われていますが、気温が30℃に迫るような寝苦しい熱帯夜は、扇風機の風で我慢するのではなく、クーラーをつけましょう。

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睡眠に影響を与えるもののひとつに「自律神経」があります。自律神経は私たちが生きていくうえで欠かせないもので、全身に巡らされ、各臓器の働きや血圧、呼吸、代謝など、心身のすべての活動を24時間休まず調整しています。

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」というまったく異なる働きをする2種類の神経があります。交感神経は、日中、仕事などの活動をしているときや、緊張やストレスを感じるときに活発に働きます。一方、副交感神経には、体や脳を回復させる力があり、リラックスしているとき、特に眠っているときに活発に働きます。つまり、質の高い睡眠を得るためには副交感神経が優位な、リラックスできる環境をつくらなくてはいけないのです。

しかし、暑さは交感神経を刺激し、快適な眠りを妨げます。「クーラー病」という言葉もあるほどで、もちろん部屋の冷やしすぎには注意が必要ですが、気密性の高い現代の日本の家では、暑さ対策をしないほうがリスクが高いです。寝苦しさを感じるほど暑ければ、熱中症対策の意味でも、迷わずクーラーをつけてください。