本の読み聞かせ「ほぼ毎日」東大生家庭68.3%。一般家庭48.6%

本の読み聞かせを「ほとんど毎日」するという回答が東大生家庭は68.3%。一般家庭も48.6%と高かったが、その差は約20ポイントも。本の読み聞かせを「ごくたまに」の回答は東大生家庭で1.7%に対し、一般家庭は10.5%だった。

そして東大生家庭の1回の読み聞かせの冊数は平均3.5冊。なかには20冊という家庭もあるから驚きだ。河村さんの場合は、子どもの興味の幅を広げてやりたいという思いから、毎日読み聞かせをしていたという。

「私の場合は年間1500冊読もうと目標を決めたんです。平均すると1日に約5冊です。正直言うと私自身、読み聞かせが大好きというわけではなかったので、数値目標をつくったらゲーム感覚で毎日頑張れました。子どもたちは本好きになったわけではありませんが、興味がさまざまな方向に広がりました」

読み聞かせを始めた時期について、東大生家庭では35%が生後3カ月未満から行っていたという。

「親御さんが楽しめたらいいのですが、あまり赤ちゃんの反応がないうちからやっても、むなしい気がして続けられない人もいるのでは。反応がある1歳前後から読み聞かせをするので十分だと思いますよ」