官僚、検事、弁護士というエリート集団のなかから国会入りする女性たちに、なぜ不祥事が相次いだのか。国際政治学者の三浦瑠麗氏が分析する――。
小池都知事は数少ない実力派
女性国会議員のスキャンダル報道が続いています。ここ1年ほどを見ても、稲田朋美元防衛大臣のPKO日報問題、蓮舫前民進党代表の二重国籍問題、豊田真由子前衆議院議員の秘書へのパワハラ問題、今井絵理子参議院議員や山尾志桜里前衆議院議員の不倫疑惑など、枚挙にいとまがありません。
こうしたスキャンダルが続出するのはなぜなのか。そこには彼女たちの個人的資質というだけでは片づけられない、構造的な問題があると私は思っています。
日本では女性議員はいまもって圧倒的なマイノリティーです。そのため、政党や派閥を率いる本格的な政治家として成長していくための機会をなかなか与えてもらえません。また成長途上で男性議員とは違った役割を担わされることも多く、それゆえの無理が「不祥事」というかたちで噴き出すのです。
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