『続・哲学用語図鑑』(プレジデント社刊、田中正人著、斎藤哲也編集・監修)より
▼孔子

春秋時代の思想家。儒家の祖。名は丘(きゅう)、字は仲尼(ちゅうじ)。魯国の昌平郷陬邑(現在の山東省曲阜)生まれ。50代で魯の政治改革に関わったが失敗。その後、弟子とともに諸国を遊説するも、抜擢されることはなかった。晩年は魯に戻って、弟子の教育と著述に専念。73歳で死去。その教えは、弟子たちによって『論語』にまとめられた。

▼老子

道家の祖と位置づけられる戦国時代の思想家。司馬遷の『史記』によれば、孔子と同時代の人物であり、姓は李名は耳、字はタン*。楚の国出身で周(東周)の蔵書庫の役人をしていたとされるが、実在を疑う説もあり、多くの謎に包まれている。『老子』(『道徳経』)の成立期も確定はしておらず、現在も研究が進められている。