関東地方に約150店舗を構える食生活提案型スーパーのヤオコー。流通業界の中でも特にスーパーマーケットは経営が厳しい業態と言われるが、その中でいかに成長を続け、他のスーパーと差別化していくべきか? 27期連続増収増益を達成した川野澄人社長に、医学博士の石川善樹さんが訊ねた。

→ストレスに負けず、心身共に健康でいるコツ~ヤオコー川野澄人社長×石川善樹氏【前編】 http://president.jp/articles/-/21904

スーパーでは中長期の取り組みが大切

【石川】短期的に結果を出すためにすることと、中長期的に継続的な成長をしていくためにすることは、何が違いますか。

【川野】我々は食に携わる仕事ですが、毎日の食事が急に大きく変わるということはないと思っています。ただ、着実にお客さんのライフスタイルは変わってきています。たとえば今まで家庭では食べなかったお惣菜が、テーブルに並ぶようになる。果物にしても、剥きやすい果物やカットフルーツが売れるなど、ゆっくりとした変化は起こっています。