「仕事にやる気が出ない」「もっと頑張らなくては」──。こんな悩みを抱えている人は多いのでは。今大ブームのアドラー心理学は、無理に頑張らなくても、自分のやる気を引き出せる方法を教えている。やる気をなくしてしまった7つの症状別に「やる気が湧く行動習慣」を紹介していく。
(2)集中力分散型
実はあなどれない時間割の効用
やるべきことが山積しているのはわかっていても、気が散って一つの仕事に集中できない――。そんな人は実はやる気がある証拠だ。全方位的にやる気が溢れてしまっているために収拾がつかなくなっているだけで、少し交通整理をしてあげれば、ハイパフォーマーになれる可能性を秘めている。ポジティブに捉えよう。
こうした人には、メンタルコーチとして活躍する平本あきお氏がいうように、まず気になることをすべて付箋に書き出そう(参照記事:http://president.jp/articles/-/21109)。仕事でもプライベートでも、最初の段階では分類不要。少しでも気になっていることを書き出してみる。すると、思いのほか数が少ないことに気づくはず。「多くの人は、頭の中で、あれもこれもやらなきゃ! と思っているだけで、紙に書いて可視化してみると案外少ないもの」だという。見えていないことで混乱しているだけなのだ。
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