「いつも自分は損ばかりしている気がする」そんな人は、ここに挙げるような行動をしている自覚はないだろうか?
株は自分が買った値段にこだわってしまう
ある証券会社の営業と顧客の会話。「勧められて買った株、下がったじゃないか!」「すみません。でもいい株なので、そのうち上がりますよ。それよりどうです、いま買い増してみては。買えば平均買付コストが下がりますから、元の値段に戻れば儲かりますよ」「お、いいね。それ頼むよ!」。
このように、株価が下がったときにさらに買い増す方法を、株式投資用語で「ナンピン買い」といいます。
一株1000円で買った株を持っているとしましょう。それが800円に下がったら、どうしますか? まだ下がる可能性が高いなら、売ったほうが損が少なくてすみます。なのに「元の1000円に戻るまでは売れない!」と買値にこだわり、なかなか売る決心ができない……。こんなとき、心の中では「認知的不協和」(自分の間違いを認めたくない気持ち)が起きています。売って損を出せば、1000円で買った自分の判断ミスを認めざるを得ないからです。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
(中尾美香=構成)

