使用頻度を勘案して決めよ

▼一般的なスポーツジムと自治体の運動施設の違い

最新のフィットネス機器は、やはり一般のスポーツジムのほうが充実しています。自治体運営の施設の場合は、ベーシックかつ少し前のタイプのものが多く揃えられています。また一般のスポーツジムの場合は、専門のトレーナーが機器の効果的な使い方などを指導してくれますが、自治体運営の運動施設の場合はそこまでのサポートは期待できないでしょう。

ちなみに自治体運営の運動施設の場合、規模にもよりますがシャワールームなどがない場合もあります。

▼通う習慣がついたら一般のジムのほうがお得に

自治体運営の運動施設は1回数百円から利用できることをご紹介しましたが、会社や自宅の近くにスポーツジムがあり週2~3回定期的に通えるようであれば、そこの会員になって月会費を払ったほうが安くなることもあります。

スポーツジムの料金は施設の充実度や地域によって変わってきますが、フルタイム会員で1万円前後から、デイタイム会員で6000円前後からあります。前述しましたが、一般のスポーツジムであればシャワーもあり、充実しているところであればサウナや温泉までついているところもあります。会社帰りに毎日そこでお風呂を利用している人もいるほどで、そのような場合は月会費を払っても損はしないでしょう。

ビジネスも体が資本。定期的に運動して体力をつけることは、決して無駄になりません。是非この機会に検討してみてください。

 
矢野きくの(やの・きくの)●家事・節約アドバイザー。明治大学経営学部卒。人材ビジネス業でのキャリアコンサルタント、家電PCメーカーでのテクニカルサポートを経て現職。女性専門のキャリアコンサルタント経験から、女性が働く為には家事からの改革が必要と考えてキャリアチェンジ。家事の効率化、家庭の省エネを中心にテレビ、雑誌、講演ほか企業サイトや新聞にて連載。TVクイズ問題の作成や便利グッズの開発にも携わる。著書に『幸せな時間とお金を生み出す! シンプルライフの節約リスト』(講談社)、『47テーマで学ぶ家計の教科書』(TAC出版)など。
・ブログ「暮らしのクリップ」 http://blog.olsyuhu.net/ ・Facebookページ https://www.facebook.com/kikuno11
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