「無駄遣い→断捨離」の悪循環
皆さんは「今日はコスパが良い買い物をした」という言葉を友人から聞いたり、自分で言ったりしたことはないでしょうか。聞くだけでは「賢い買い物をした」「節約上手」のようなイメージかもしれませんが、この言葉には大きな落とし穴があります。それは買い物をした時点で確定しているのはコストだけであり、買ったものがどのようなパフォーマンスをしてくれるかは、その後の使い方によって決まるからです。
要するに「安く買いものができた」ということをコストパフォーマンスが良いことと勘違いしてしまっているのです。そして多くの場合「買い物はコスパ重視」と言ってる人は無駄な買い物をしてしまっていて、家に物があふれ、今度は「断捨離」と言って数年に一度使っていない物をまとめて捨てるという作業をしてスッキリした気分になり、そしてまた買い物をしてしまう悪循環をしています。
言うまでもなくこのような状況は、節約でも賢い買い物でもなく単なる無駄遣いなのです。