(4)ビジュアルにも絶えず一工夫――ビジュアルのなかの1人の就活学生に丸印がついているのは、この学生にピンポイントで内定を出したということをお客さまにイメージしてもらうため。こちらの意図が伝えやすくなるのなら、工夫を施したい。
(5)数字を組み合わせ魅力を高める――サービスの内容とフローを1つの図解で示した。こうすることによって、文章で長々と説明することなく、お客さまにサービスの全体像をイメージしてもらうことができる。また、キーとなる数字を組み合わせることで、お客さまの関心を高めることもできるようになる。とくにこの料金の数字のインパクトは大きい。
(6)安心感を与え説得が不要に――データにもとづいてシステマチックに新卒学生を紹介していくのではなく、専属のコンサルタントの目を介してベストマッチングをしていることを、ビジュアルを通して訴えている。それを見たお客さまは安心感を覚え、説得しなくてもサービスを利用してみる気持ちになるはずだ。
ジャパン・フラッグシップ・プロジェクト社長 三木雄信
1972年、福岡県生まれ。98年ソフトバンクに入社。2000年より同社社長室長を務め、ブロードバンド事業の立ち上げなどに関わる。06年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクトを設立し、現職に就く。ベンチャー企業から東証一部上場企業まで数多くの社外取締役や監査役も務めている。
1972年、福岡県生まれ。98年ソフトバンクに入社。2000年より同社社長室長を務め、ブロードバンド事業の立ち上げなどに関わる。06年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクトを設立し、現職に就く。ベンチャー企業から東証一部上場企業まで数多くの社外取締役や監査役も務めている。
(構成=岡村繁雄)