どの世界にも一流と呼ばれる人がいる。そして、彼らにはいくつかの共通点がある。そのひとつが、複数の「眼」を使い分けることによる「視野の広さ」だ。
たとえば、一流のサッカー選手は自分でボールをコントロールしながら、相手と味方の動きを確認しつつパスを出す。一流のレストランのシェフは、料理の味をチェックしながら、提供するタイミングを見極めるためにお客さんの表情や動作に気を配っている。
こうした一流の人に共通する複数の「眼」や「視野の広さ」は、言い換えれば「同時並行で処理する能力の高さ」といえる。私はその能力を「複眼力」と呼んでいる。そして、この複眼力は算数・数学によって鍛えることが可能なのだ。算数・数学における何気ない作業の中にも、こうした能力を必要とする場面が数多くあり、そのつど得る気づきで鍛えられる。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
(構成=田之上 信 写真=PIXTA 参考文献=秋田洋和著『仕事の9割は数学思考でうまくいく』)

