<strong>東京医科大学皮膚科学講座主任教授 坪井良治</strong>「男性が薄毛になるメカニズムはすでに解明されています」
東京医科大学皮膚科学講座主任教授 坪井良治「男性が薄毛になるメカニズムはすでに解明されています」

日本で実施されたプロペシアの臨床試験に携わった東京医科大学皮膚科の坪井良治教授がAGAの特徴を次のように説明する。

「薄毛の顕れ方には多少のバラツキはあるものの、一般的には思春期以降に始まり、徐々に進行して40代で顕著となるが、日本人の場合は20代後半から30代に顕著となる。男性の前頭部と頭頂部の頭髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には額の生えぎわが後退して頭頂部の頭髪がなくなってしまい、側頭部と後頭部の毛はほとんど抜けない状態です」

つまり、毛髪が成長するヘアサイクルの途中で、毛髪が十分に太く長く成長する前に抜けてしまい、全体として薄毛が目立つという現象だ。禿げ方に特徴があって、額の生えぎわかてっぺんのいずれか、あるいは両方の毛が薄くなっていくのだという。

(吉田茂人=撮影)