中村由美さんの必勝アイテム
●紛失を防止するための色違いクリアファイル
書類を紙だけで渡すと、紛失されることもしばしば。クリアファイルに入れて渡すひと手間で紛失予防になる。重要書類は黒などの濃い色がついたファイルで目隠し。
●迷ったときの味方冠婚葬祭マニュアル
慶弔手配も秘書の大切な仕事のひとつ。『冠婚葬祭の表書き』(関岡猪蔵著)など、冠婚葬祭のマナーがわかる本を1冊持っておくと、迷ったときすぐに調べられて便利だ。
●インクの色にこだわるお礼状、一筆箋
PILOTの万年筆と、万年筆インキ「稲穂」。「このインキ独特の茶の色合いは、生成りの紙によく映える」という。メール全盛時代だからこそ、あえて一筆箋をつけるのが目を引く。
●マグネット付きクリアケース
東急ハンズで見つけたという、マグネット付きでホワイトボード等に貼り付けられる書類ケース。緊急性の高いものや、忘れずに持って出てほしい資料などを入れる。
●ライフの予定表と手帳をセットで愛用
長年愛用する「ライフ」の予定表と手帳。多忙な経営者にとってスペースが小さく見えるが、「この枠に収まらないほど予定を入れてもこなせないことが多い」という。
中村由美
愛知県生まれ。1989年、壱番屋入社。秘書として創業者の宗次徳二氏、妻の直美前会長、浜島俊哉社長の3代につく。96年、日本秘書協会のベストセクレタリー受賞。
愛知県生まれ。1989年、壱番屋入社。秘書として創業者の宗次徳二氏、妻の直美前会長、浜島俊哉社長の3代につく。96年、日本秘書協会のベストセクレタリー受賞。
(岡本 凛=撮影)