経験が浅いうちは「型」をまねる
最後にご紹介したいのが、第13位の『20代で一気に差がつく仕事の教科書』です。
入社3年目で年間300名の新規契約、売上2億円を達成。全社MVPを獲得し、最年少で拠点長へ昇格――。これは、本書の著者でアチーブメント株式会社の岩野耕祐さんが残してきた実績です。
この経歴だけを見ると、最初から優秀な人だったと思うかもしれません。しかし実際はその逆でした。入社当初は、人一倍努力していたにもかかわらず、目標達成率は40%にとどまっていたといいます。そこから圧倒的な成果を上げるまでに身につけたマインドと仕事術を、本書では惜しみなく明かしています。
特に注目したいのは、「経験の浅いうちは、自分の個性を出そうとせず、成果を出している人の『型』を素直にまねよう」という教えです。
会社やビジネスの現場には、磨き上げられてきた「型」があるもの。それをそのまま取り入れ、忠実に実践することこそが、成長への近道なのです。
配属ガチャを嘆くのではなく、目の前の仕事をやり抜く。目先の効率に惑わされない。即レスする。小さな約束を守る。自分を動かす仕組みをつくる。著者が実践してきたのは、「当たり前のことを、高いレベルでやり切る」ことでした。
「頑張っているのに成果が出ない」と悩んでいる人はもちろん、若手の指導に頭を抱えている人にも、ぜひおすすめしたい一冊です。
今月も、お金の知識からメンタルの整え方、AI活用術まで、幅広いジャンルの本がランクインしました。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。
検索時にプレジデントオンラインに関連する記事が表示されます


