「もう一人の自分」の存在に気付く
たとえば、この怒りは嫉妬から来るものなのか、己のコンプレックスから来るのか、あるいは焦りからなのか。出所がわかったら、なぜ嫉妬するのか、どうしてコンプレックスを持つのかと、論理的に感情を分解していく。
おすすめなのは、「内省ノート」をつけることだ。
ノートや紙に自分の感情を書き出し、箇条書きにしたり図にしたりして分析してみると、自分を見ている「もう一人の自分」がいることに気づくはずだ。物事を引いた目線で俯瞰することを「メタ認知」と呼ぶ。
怒っている自分を、もう一人の自分が客観的に観察する構図ができれば、怒りで我を忘れるような状態には陥らずに済む。
さらに客観的に分析していくと、実は怒りそのものが自分自身の誤解や思い込み、間違った判断から生まれてきていることに気づかされることも多い。
感情はコントロールするのが難しいと思われているが、客観的に観察する習慣を身につけることができれば、想像以上に手なずけられるものである。
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