睡眠を削ってもストレッチをやるワケ

最後にストレッチの重要性をお伝えしておきます。

もし、1日のうちで、「ストレッチ」をまったくしていない方がいたら、ぜひやってみてください!

もし、「あなたは、筋力トレーニングとストレッチのどちらか一つだけしかやってはいけません!」と神様に言われたら、僕は「ストレッチ」を選びます。

だから、早朝にロケの仕事が入ったりして、朝のルーティンが崩れてしまった時も、ストレッチはやります。睡眠時間を削っても、ストレッチだけはやる。そのくらい「ストレッチ」は大切、最優先事項なんです。

テレビの収録や人前に出る時は気をつけているのですが、実は、僕は猫背で姿勢がよくないんです。だから首の凝りがひどい。さらにその凝りが、肩や腰など、身体の他の部分にも悪影響を及ぼすことが多かったんです。

でも、仙骨枕やストレッチポールを使って、肩甲骨を後ろに引くストレッチを毎日やったことで、首と腰はだいぶ楽になりました。今でも、ストレッチをするかどうかで、首の凝りも腰の痛みも、大きく違うので、欠かせないルーティンになっていますね。

朝はケガ予防、夜は睡眠のため

最近は、「朝のトレーニングを始める前」と「夜寝る前」の2回、ストレッチをしています。

ストレッチは基本的に「身体の凝りをほぐす」ためのものですが、朝と夜の2回しているのは、同じ内容でも「目的」が少し違うからです。

朝、トレーニング前にするストレッチは、主に「ケガの予防」のため。一方、夜寝る前のストレッチは「しっかりした睡眠をとるため」にしています。

松岡修造『若々しさはこうしてつくる』(夜間飛行)
松岡修造『若々しさはこうしてつくる』(夜間飛行)

人は寝ている時、ときどき寝がえりをうつ以外は、6~8時間、ずっと同じような姿勢でいることになる。どうしても身体が硬直してくるんですね。身体が硬まってしまえば、気持ちよく眠れないし、起きた時に身体が痛い、といったことになりがちです。

寝ている間に、できるだけ身体をやわらかい状態にしようと思えば、寝る前にやわらかくしておくしかない。身体がやわらかい状態で眠りに入れば、就寝中も、身体がある程度動くようになって、身体の硬直も軽くて済む。そう考えて、寝る前にストレッチをしています。

身体を伸ばすのは、本当に気持ちがいい! 筋力トレーニングに比べると、ルーティンに取り入れやすいと思います。まったく身体を動かすルーティンがないという人は、まずは、「夜寝る前のストレッチ」からルーティンに加えてみてはいかがでしょうか。

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