子が受け取る非言語的メッセージ

親の言葉が毒にも薬にもなる理由。

それは、子どもは意味より空気を受け取るからです。

心理学では、「言語的メッセージ」より「非言語的メッセージ」に人は左右されると言われています。

つまり、子どもは「声のトーン」「まなざし」「表情」「間」「呼吸」「その場の空気」を通して、言葉の温度を受け取っています。

だから、同じ「がんばって」でも、あせりから言うとプレッシャー(毒)となり、愛情から言うと勇気(薬)となり、子どもへの伝わり方が違ってくるのです。

大切なのは、言葉そのものではなく、言葉を届けるときの親の心のあり方です。

子どもに寄り添う母親
写真=iStock.com/miya227
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「評価」と「支援」で伝わり方が違う

あせりから言う言葉は、子どもを追いつめる。

愛情から言う言葉は、子どもを前に進ませる。

その違いを私は「評価メッセージ」と「支援メッセージ」としています。

評価メッセージ
・「もっとできるよ」「今回こそは」「がんばらなきゃ」
子どもは足りない自分を意識してしまいやすい。

支援メッセージ
・「見ているよ」「応援しているよ」「一緒にがんばろう」
子どもは支えてくれる存在を感じ、力が湧く。

今日あなたが子どもに言うひと言は、毒にも薬にもなります。

この違いは、「どんな気持ちでその言葉を届けたか」だけなのです。

ゆっくり息を吸って、心を一度温めてから声をかけてください。

「いつも見てるよ」
「応援しているよ」
「ひとりじゃないよ」

そのひと言は、きっと子どもの力になります。