仕事を頑張ってお金が稼げていれば、幸せは保証される――。これは本当に正しいのだろうか。短期連載の「捨てる技術」第1回では、アメリカでベストセラーを生んだブルックス教授に、「成功」との向き合い方を聞いた。

※本稿はダイヤモンド・オンライン(2022年8月30日/31日、2023年6月1日/2日)に掲載された記事を再編集しています。

がむしゃらに働いた先は成功と引き換えの孤独

【佐藤智恵(以下、佐藤)】ブルックス教授の著書『人生後半の戦略書』(邦題)がアメリカで記録的なベストセラーになっています。

【アーサー・ブルックス(以下、ブルックス)】私たち人間は誰もが幸せになりたい、また、どうしたら幸せになれるのか、その秘訣を知りたいとも思っています。ところが幸せになるのは簡単そうで実は難しい。特に人生後半においてはそうです。本書は「どうしたら、人生後半を幸せに生きられるのか」という難題に対する私なりの答えを科学的な根拠とともに示したものです。

(撮影=Jenny Sherman(アーサー・ブルックス教授))