AIの意外すぎる活用法
第2位は、『AIライフハック』でした。
仕事でも生活でも、ふと疑問に思うことや、「もっと効率化できないかな」と思うことがあれば、すぐにAIアプリを開く。そんなふうにAIを使い慣れている一方で、最近は使い道がマンネリ化している。そう感じている人にこそ、本書をおすすめします。
著者のたてばやし淳さんは、オンライン動画でITスキルを教える人気講師。「エクセル兄さん」としても活動しており、YouTubeの総再生回数は1300万回超、チャンネル登録者数は11万人を超えています。
本書では、そんなたてばやしさんが、仕事から日常生活まで、ジャンル別に50種類のAI活用アイデアを紹介しています。
例えば、家電の取扱説明書や確定申告の手引きをAIに読み込ませて「専属アドバイザー」にする。子どもの苦手分野に合わせて、オーダーメイドの問題集を作ってもらう。予約不要でいつでも話せる、英会話の練習相手になってもらう――。どれも「AIにこんなことまで頼めるのか」と、思わず試してみたくなるアイデアばかりです。
「AIは使い慣れているけれど、もっと新しい使い方を試したい」「自分では思いつかないような、ユニークな活用法を知りたい」という人は、ぜひ手に取ってみてください。
気遣いは伝わらなければ意味がない
第3位は、『うまい気遣い×もったいない気遣い』でした。
著者の森田ゆきさんは、外資系企業で20年間役員秘書を務めてきた、いわば「気遣いのプロ」。本書では、そんな森田さんが長年の経験を通して身につけてきた気遣いのコツが、惜しみなく紹介されています。
まず胸に刻みたいのは、気遣いとは「相手の負担を、相手が実感できる形で減らすこと」だということ。どれだけ相手を思って行動しても、その思いが伝わらなければ、せっかくの気遣いが「もったいない気遣い」になってしまうのです。
例えば、あなたがオフィスビルのエレベーターに乗ろうとしたとき、先に乗っていた人が「開」ボタンを押して待っていてくれたとしましょう。
その人は、あなたがいつも5階で降りることを知っていて、何も聞かずに5階のボタンを押してくれました。しかし、あなたがそれに気づかなければ、「あ、5階はもう押してある」と思うだけです。
では、「5階でよかったですか?」とひと言添えられたらどうでしょう。「いつも5階で降りることを覚えてくれていたんだ」と気づき、その気遣いをうれしく感じるのではないでしょうか。
大切なのは、「自分のためにやってくれた」「自分を気にかけてくれた」と相手が実感できる形で示すこと。せっかくの気遣いを「もったいない気遣い」にせず、職場で信頼を得たい人におすすめの一冊です。


