富裕層のエゴか、それとも…

ここまで述べてきたようにアルファスクールを巡っては、ハイテク業界や政治家、教育関係者らのさまざまな思惑が交差している。同校の試みが「教育の未来」を切り開くのか、それとも富裕層のエゴが生んだ新たなディストピアの始まりに過ぎないのかは、まだ誰にも分からない。

冒頭に挙げたNYTの記事によると2024年、アルファスクールは「初の高校卒業生」を送り出した。プロの水上スキー選手になった一人を除き、12人中11人が、スタンフォード大学やヴァンダービルト大学、テキサス大学オースティン校、ノースイースタン大学などの名門に進学したという。

スタンフォード大学
写真=iStock.com/JasonDoiy
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しかし、アルファスクールの教育モデルが本当に価値あるものなのかどうかは、彼らが社会の荒海に出た後にはじめて明らかになりそうだ。

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