万博会場でまさかの「弁当を捨てろ」通告

日本初の万博は、「人類の進歩と調和」というテーマのもと1970年に大阪で行われた「日本万国博覧会」だ。芸術家の岡本太郎氏が万博のシンボルとしてデザインした「太陽の塔」は大阪府吹田市に現在も残っており、観光名所になっている。各国パビリオンの展示の中でも、アメリカ館の「月の石」は特に人気で、5時間以上待つことも珍しくなかった。

私にとっては、小泉内閣時代に愛知県で行われた「愛・地球博」も印象に残っている。メインテーマとして「自然の叡智」が掲げられた万博で、環境問題に関する展示も多かった。イメージキャラクターだったモリゾーとキッコロの名前も、記憶に残っている。

そして、愛・地球博で忘れられないのが「弁当騒動」である。

(撮影=伊藤詩織 写真=時事通信フォト)