木曜日は、お弁当箱に白いご飯だけ詰めて持っていきましょう。

「オリジン弁当」などではおかずだけ買うことができますし、レトルトカレーなどを持っていってもいい。「今日はご飯を持ってきているんだ」と思えば、外食を思いとどまる効果もあります。朝は忙しくてご飯を詰める暇さえないという人は、パソコンのUSBポートから電源を供給してご飯が炊けるお弁当箱も売られています。職場環境さえ許せば炊きたてが食べられるかも。

金曜日は自分でお弁当をつくる代わりに、「スープジャー」に調理してもらいましょう。スープジャーとは真空断熱フードコンテナーのこと。たとえば朝、熱々のお味噌汁を入れておきます。すると昼休みになっても蓋を開けた瞬間、湯気がたつほど保温力が高い。これに洗ったお米と、スープの素、カット野菜と熱湯を入れておけば、お昼にはちょうど雑炊ができているというわけです。これならまったく料理のできない人でも大丈夫。具沢山の汁物があるとお腹もいっぱいになるし、お米をパスタの乾麺にしたり、スープの素をシチューやカレーのルーに変えたりすると、飽きずに続けられます。スープジャーはだいたい3000円くらいですが、1000円のランチを食べたと思えば、3回くらいでモトがとれてしまう。

こんなふうに月曜日から金曜日までいろいろな方法を組み合わせれば、1週間のランチ代が合計1000円を切ることも夢ではありません。まずはできそうなものから試してみてください。

(構成=長山清子)
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