スネ夫は「ペルソナ」を使いこなしている
もちろん、ジャイアンはまだまだ子どもですから、これからペルソナが形成されていけば、多くの大人に好かれるようになる可能性は大いにあります。
スネ夫は、『ドラえもん』の登場人物の中でも群を抜いて、ペルソナを身に付けるのが早かった。だから、皆に先駆けてえこひいきされるのです。
あなたもぜひ、「ペルソナ」を使いこなしてみてください。「なんだか最近、好かれない」という人は、ペルソナをうまく使い分けているか、見直しましょう。大人になると、状況とちぐはぐなペルソナを演じていても、周囲はなかなか指摘をしてくれないものですから。
たとえば、学校の先生をしているお父さんが、家に帰ってきて、やたらと命令口調だったり、上から目線だったり、先生っぽく振舞っていると、奥さんや子どもたちは疲れてしまうでしょう。
また、あなたがいくら勤め先の社長と仲がよい場合でも、タメ口で話しかければ、ご機嫌を損ねてしまう危険性は大いにありますよ。スネ夫は10歳にして、天才的にその場に応じたペルソナを演じ分けている、「恐るべき子ども」であるのです。
「自分」を宣伝するのが当たり前の時代に
「セルフプロデュース」ということばを聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
「なんだかタレントを売り出すみたい」と大げさに感じられる人もいるかもしれませんね。ですがモテるためには、いや、楽しく幸せに生きていくためには、誰にとっても大切なことなのです。
たとえば、SNSやブログ。企業のみならず、個人が手軽に情報を発信できるようになり、「自分」という存在を多くの人に知ってもらうことが容易になっています。誰もが自分を、「それなりに」宣伝することが珍しくない時代となりました。
「セルフプロデュース」に成功すると、仕事や人間関係の面で優遇されることが多くなったり、俗な話ですが、合コンのような場でモテたりすることが予想されます。
ここでは、少し「高め」に自分自身をプロデュースする方法をご紹介しましょう。それは「人脈」をアピールすることです。人脈作りなら、生まれつきの才能や美貌がなくても、地道な努力でなんとかできるものです。それでは「人脈王」スネ夫の例を見てみましょう。少しぶっとんだ例ではありますが……!

