「体を曲げる運動」で腰痛を予防できる
背中・腰・もも裏から、お腹・胸まで、体の前後をまとめて伸ばす運動です。姿勢が整い、立ち上がりや歩き出しの動作も軽くなっていきます。
①脚は肩幅くらいに開いて立ち、手は体の横に置きます。
②腰を後ろに引きながら、背中を丸くして、首も曲げます。
③体を上下に弾ませるように、ポン・ポン・ポンと3回。背中の丸みを意識しながら、手を床に向かって伸ばします。
④一度上体を起こし、腰に当てた両手で後ろから前へ押しながら、体を反らせてお腹・胸を伸ばします。①〜④を2回くり返します。
前屈は、股関節を起点にするのがコツ。反るときは、無理に腰を反らさず「お腹を伸ばす」意識で、ひざは曲げないように行いましょう。背中の脊柱起立筋群やお尻、もも裏までしっかり刺激されるので、腰痛の予防にも役立ちます。
背骨をねじって“歩く力”を取り戻す
背骨を左右にねじり、回旋の動きを取り戻す運動です。体のゆがみが整って姿勢が美しくなり、全身の筋肉や関節が連携して、スムーズに動けるようになります。
①脚は肩幅に開いて立ち、手は体の横に置きます。
②腕を体に巻きつけるように軽く振り、下半身を固定したまま、背骨が真っすぐの状態で左・右・左・右と小さくねじります。体幹を意識しましょう。
③斜め後ろに腕を振り上げながら、上半身を大きく2回ねじります。一度①に戻り、今度は反対方向の動きで同様にくり返します。
ポイントは、下半身を固定すること。腰はできるだけ前に向けたまま、足は床から離さず、頭を上から吊られているイメージで背骨を真っすぐに保ちます。大きくねじるときは、腕の遠心力を上手に使いましょう。脇腹や体幹が引き締まってウエストもすっきり。野球やゴルフ、テニスなど、体を動かす趣味のパフォーマンス向上も期待できます。
歩く力の衰えを、年齢のせいだとあきらめる必要はありません。横に曲げ、前後に曲げ、そしてねじる。たったこれだけの動きで、背骨は少しずつ自由を取り戻していきます。
毎朝のラジオ体操に、背骨を動かす意識を少し足すだけ。その小さな積み重ねが、軽やかな一歩へとつながっていきます。







