これが複数あればあるほど煩雑になってしまうので、自分が管理しやすい方法を選択しよう。より現金に近い使い方をしたいなら、銀行口座に紐づいたデビットカードや、スマホ決済や電子マネーに予算分を先にチャージして残高の範囲でしか使わないと決めてしまうのがベターだろう。

ポイントやマイルを貯めたい等の目的で生活費にもこまめにクレジットカードを使う場合は、1~2週間ごとに使用金額を集計して、予算内に収まっているかチェックすることだ。家計管理が上手な人は「今月いくら使ったか」より「今月あといくら使えるか」を重視する。手持ちの現金以上に支払えてしまうカード決済だからこそ、そこは厳しく管理することが必要だ。

孤独に食べる年配の日本人女性
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キャッシュレスで「豊かさ」は手に入るのか

キャッシュレス決済の導入は、売り手である店側にとってもメリットが大きいといわれる。現金につきもののレジ締めや売上金管理の手間がなくなり、働く人の負担を減らし、省人化にも寄与するからだ、と。ただし、キャッシュレス事業者に払う手数料や、売上金の入金まで日数がかかるといったデメリットから、あえて現金払いを選ぶ業種もある。

特に、激安を売りにするディスカウントスーパー等では、現金オンリーを採用する店舗も少なくない。利用客にキャッシュレスの利便性を提供するより、その手数料をかけない分を安値で還元しますというスタンスだ。キャッシュレスへの大きな流れは変わらないとしても、物価高に苦しむ人が増えれば増えるほど、現金払いでの安値を打ち出す店は増えるかもしれない。

逆に見ればキャッシュレス化がどんどん増え、決済比率が80%になるということは、その時の私たちの暮らしは今より豊かになっているはず……という理屈になるが。さて、未来はどっちになるだろうか?

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