購入が1カ月遅れる損失は0.14%

しかし、これだけ金利が上がってくると、買っていれば得られるであろう利子が得られないという、機会損失が大きくなってきます。

金利が1.67%なら、購入を1カ月遅らせると、その機会損失は約0.14%(1.67%÷12カ月)です。

一方で、購入を1カ月遅らせることによって、その翌月発行分の金利が年率0.3%上がったとしても、(当初の金利が変わらない)半年間での差は0.15%(0.3%×0.5年)ですから、その機会損失と変わりません。であればと、ウジウジ悩むよりも、もう買ってしまおうと、エイヤと買ったのでした。

金利の先行きは、誰にも分かりません。

一方で、1カ月、2カ月、3カ月と(購入をずっと見送り続け)資金を寝かしたままでいれば、機会損失が発生することは、明らかに分かっています。

であれば、少なくとも、その機会損失を避けるべく、資金が準備できたタイミングで買うべきだと思ったわけです。また、金利動向に一喜一憂し、どのタイミングで買えばいいのか……とずっと悩み続けるより、エイやと買ってしまった方が、精神衛生上良いことも言うまでもありません。

利上げ
写真=iStock.com/Yusuke Ide
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購入後に金利は上がっても後悔なし

ちなみに、私が購入した翌月発行分(2026年7月発行分)の金利は1.74%と、私が購入したとき(2026年6月発行分)の金利1.67%よりも上がりました。もっとも、その上げ幅は年率0.07%なので、半年間では0.035%です。

一方で、(金利が上がって悔しい思いをするのが嫌と)購入を1カ月遅らせていれば、前述のとおり、その機会損失は約0.14%(1.67%÷12カ月)ですから、この場合、機会損失のほうが大きいですね。

ですので、今回は、エイやと買ってしまって正解だったわけです。もっとも、それは結果論ではありますが、たとえどのような結果(金利動向)であっても、後悔はしていなかったと思います。

ちなみに、先日発表された2026年8月発行分の金利は1.80%と、7月発行分からさらに上昇しましたが、その上げ幅はそれほどまでではなく(機会損失のほうが大きい)、やはり、エイヤと買っておいてよかったと思っています。