あなたならA社の方が向いていると思いますよ
A社を貶めて「だからA社は向いていない」はNG
「A社も良いが、それ以上に御社なんだ」という入社意欲を語ってほしい
「他社からの内定あり」をPRしたりすると、こうした深掘りを受けます。
もちろん、ここはA社を勧めているわけではなく、「当社入社への想いを改めて強く語ってほしい」という主旨の質問です。応募者の目線から、A社と応募企業との差異を分析して、応募企業の優位性や自分の志向とマッチしていることなどを語るのが非常に効果的な伝え方になります。
たとえば、「A社も良い会社だと思いますが、私が働きたいのは御社です。A社はこの業界では老舗企業で、40歳になって初めて一人前という考えの下、じっくり人を育てていく人事教育制度があることを、面接時に伺いました。一方で新興企業である御社では、先日の『仕事は自分で創り出せ』という社長様のお話の通り、若手に様々なチャンスが巡ってくる点に私は惹かれているのです」
というように、対抗会社を貶めず、その良さを認めつつ、その上で応募企業の魅力、自分の方向性などを交えて話すようにしてください。
例:32歳女性、大卒。今まで2社での勤務経験あり。今回は3社目の転職で異業種・同職種の会社への応募。
「確かにA社の方が大手で上場企業ですし、正直、どうしようか迷っています」
↑迷うのではなく、きちんと応募企業が優位であると伝えないといけません。
○OK!
「貴重なアドバイスありがとうございます。確かにA社の方が私にマッチしている点もあるかもしれません。
しかし、私は御社で働きたいからこそ、今も転職活動を続けていて、この面接の場に臨んでいます。A社は大企業で業績も安定していて、非常に良い会社だと思っています。ただ、A社だと規模感の違いから、今まで勤めた中小企業で養ったスキルがうまく機能しないと分析しています。一方で少数精鋭の御社であれば、私のスキルが充分に活かせると考えています。また、個人主義と成果主義に重点を置くA社よりも、チームワークが売りの御社で働きたい想いもあって、私にとっては御社がベストと判断しています」
↑対抗企業との差異をきちんと比較分析しながら、対抗企業を貶めることなく、応募企業の方で働きたい想いをちゃんと伝えることができています。


