日本を代表するトップリーダーは、いつ会っても機嫌がいい――。無礼を働かれても、怒鳴りつけることなく、問いを投げる。長年、名経営者を取材するノンフィクション作家が明かす「超一流のふるまい」とは。

怒鳴らず、無言で、最後まで聞く

織田信長と聞くと、史上もっとも不機嫌で、何かといえば部下を強烈に怒鳴りつけたり、罰を与えたり、最終的には死に追いやったりする人物ではないかというイメージがある。映画や大河ドラマに出てくる織田信長の人物造形はだいたい、そういったものだからだ。

しかし、実像は違う。

織田信長についてちゃんと調べた作家と文芸評論家の著書を読むと、信長は無闇に怒鳴りつけたりする人ではないということが書いてある。

(写真=時事通信フォト(柳井氏、豊田氏)、市来朋久(岡藤氏))