第3位 飲酒(6.2%)

では、トップ3を順番に発表します。第3位は飲酒。アルコールは、国際がん研究機関(IARC)が発がん性を認めている物質です。

お酒というと、一般的に肝臓への影響が注目されがちですが、実際には肝臓がんだけでなく、食道がん、大腸がん、乳がんなど、さまざまながんのリスクを高めることが知られています。たまに「少量のお酒は健康にいい」「酒は百薬の長」などという説を耳にすることがありますが、近年の研究によって少量の飲酒であっても、がんのリスクは上昇することが明らかになっているのです。

以前は、がん対策として「飲み過ぎを避ける」「節酒する」といった表現が用いられていました。しかし、新しい国立がん研究センターの「科学的根拠に基づくがん予防法5+1」では、飲酒に関する推奨が従来の「節酒する」から「飲酒を控える」へと改められています。がん予防という観点に限れば、飲酒量は少ないほどよく、飲まないことが最もリスクの低い選択と考えられているのです。