休息をスケジュール化する
僕が実践しているのは、休息をあらかじめスケジュールに組み込んでしまうことです。たとえば、2週間に一度は意識的に「何もしない時間」を設ける。スマホを別の部屋に置いて散歩に出かけるか、ただぼんやりと窓の外を眺める。
3週間に1回は整体に通って、肉体的なメンテナンスを行う。
これらは「疲れたからやる」のではなく、「疲れる前にやる」と決めています。
この発想の転換だけで、仕事の持続可能性は大きく変わります。「疲れたら休む」では後手に回り続けますが、「休む日を決めておいて、そこに向かって走る」なら、ペース配分が可能になる。マラソンランナーが給水ポイントを把握しているように、休息のタイミングを先に決めておくのです。
応用編として、休息するときにも「これは生産性を高める休息だろうか?」という視点を持ってみると成長速度が速まるのでおすすめです。
「休む=稼げない」というバイアスを外す
たとえば僕の場合、一息つきたいな、リラックスしたいなと思うときには、社員と話したり会食したりします。僕にとっては仕事から離れてリラックスできる時間になりますし、社員にとっては、普段なかなか会話する機会がない社長とじっくり話ができる時間にもなる。
社員が考えていることがわかるいい機会ですし、自分の悩みを相談できたりもするので、社員からも好評だと聞いています。
組織として見ても、社長と社員のコミュニケーションが深まることで組織力が高まりますから、いいことづくめです。
僕を含めて、人は多かれ少なかれバイアスに影響されています。
休息についても、「休んでいる=お金を稼ぐことはできない」「休んでいる=生産性がなくて当たり前」といったバイアスが働いていないでしょうか。
もしそういったバイアスがあるなら、とにかくいったん休んでみてください。休んでもまた働けばお金は稼げる、休んだほうがかえって生産性が上がる、ということがわかれば、バイアスは書き換わることでしょう。
そうすれば、きっと休息時間の密度も増すはずです。

