2026年5月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。政治部門の第1位は――。
▼第1位 習近平のメンツは丸つぶれ…トランプが帰国直前にメディアの前で"中国からの支給品"をゴミ箱に捨てた意図
▼第2位 国歌が流れると幼稚園児が大笑い…習近平が「中国化」を急ぐほど香港・台湾の若者が「中国離れ」を起こす皮肉
▼第3位 「白黒ポテチ」に目くじらを立てる小ささよ…「孤独な首相」よりずっと深刻、幹部官僚が漏らした高市政権の限界
※本稿は、須田慎一郎氏のYouTubeチャンネル「ただいま取材中!」の一部を再編集したものです。
中国からの支給品をすべて捨てて帰った
5月14日、15日の2日間にわたって行われた米中首脳会談が終了した。アメリカの訪中団と、それに同行した記者団が帰国する際、驚くべき出来事が起きた。本件については海外のメディアを中心に報道されているが、この背景に何があるのかはあまり語られていない。米中首脳会談の意図を読み解くうえで非常に重要な出来事だったため、ご紹介したい。
何が起きたのかと言うと、中国側から支給された物品をすべて、飛行機のタラップの下に設けられた巨大なゴミ置き場のような場所に捨てて帰ったのである。
捨てられたものは、各種施設の立ち入り許可証、代表団のバッジ、アメリカの訪問団や記者団が自ら持ち込んだ使い捨ての携帯電話や端末など、一切合切であった。
アメリカの政府関係者から訪中団および記者団に対し、「中国で受け取ったものは、いかなるものでもエアフォースワン(大統領専用機)への機内持ち込みを禁止する」という厳命が下ったためだ。その結果、大量の物品が廃棄処分されたのである。
この出来事はまず、ニューヨーク・ポストのホワイトハウス担当記者のSNS(X)に投稿された。
これを受けて、アジア・ビジネス・ダイアリーやザ・インディアンエクスプレスなど、アジアの有力メディアが報道したことで、この一件は中国側にも広く知れ渡ることとなった。もちろん、中国政府は現場で状況を目撃しており報道を聞くまでもなく承知だろうが、本件に関して口を閉ざし、ほとんど反応を示していない。


