ウォーキングで睡眠の質が上がる

日中活動している間に壊れた細胞をメンテナンスするのが睡眠です。

年を重ねると、なかなか寝付けなかったり、夜中に何度も目が覚めたり、朝早く目が覚めたりすることが多くなりますが、ウォーキングを行うことで適度な疲労がもたらされ、それによって、より質の高い睡眠を取ることができます。

さらに疲労回復にも効果的で、ウォーキングで筋肉を動かすと全身の血流がうながされ、たまっていた疲労物質や老廃物が排出されます。したがって、栄養や酸素を取り込みやすくなり、筋肉の緊張を取ることや疲労回復につながります。

また、外の風景が変化することによる視覚的な刺激で、脳も活性化します。

一人暮らしや家からほぼ出ない方など孤独な状態でのうつ病の発症リスクは通常の2.7倍、アルツハイマー型認知症の発症リスクは2.1倍、心疾患のリスクは1.3倍にあがるといわれています。ウォーキングでこれらのリスクも減らすこともできます。

ランニングの負担は3~5倍

しっかりと体ができあがっていない高校球児が頑張りすぎてケガをするのと同じように、基礎体力が低かったり、筋力が衰えていたりといったシニアの方が、昔できていたジョギングやスポーツをしてケガをしたり、登山でひざや腰を痛めたという話をよく聞きます。

例えば、ウォーキングでの着地時に足にかかる負担は体重の5倍といわれていますが、ランニングではそれが3~5倍と一気に跳ね上がります。