「賃貸派」はお得なのか、数字で検証
「買えないなら賃貸で十分」という考え方は、感情的には理解できます。しかし、「賃貸ならコストが低い」という前提は、今の東京市場では危ういと言えます。実際に数字で比較してみましょう。
比較の前提条件
対象:東京都内(城南・城西エリア)、3LDK・70m2前後のファミリータイプ
【購入ケース】新築マンション購入価格 1億3000万円(東京カンテイ調べ・2025年東京23区新築マンション価格帯に基づく) / 頭金なし・フルローン / 借入1億3000万円 / 変動金利1.0%(2026年4月時点・メガバンク〜ネット銀行の相場中間値) / 40年ローン / 月返済額 約32.9万円
【賃貸ケース】同エリア同等スペック相場 月額家賃 約35万円(管理費・共益費込み)/ 2年毎更新料 家賃1カ月分
対象:東京都内(城南・城西エリア)、3LDK・70m2前後のファミリータイプ
【購入ケース】新築マンション購入価格 1億3000万円(東京カンテイ調べ・2025年東京23区新築マンション価格帯に基づく) / 頭金なし・フルローン / 借入1億3000万円 / 変動金利1.0%(2026年4月時点・メガバンク〜ネット銀行の相場中間値) / 40年ローン / 月返済額 約32.9万円
【賃貸ケース】同エリア同等スペック相場 月額家賃 約35万円(管理費・共益費込み)/ 2年毎更新料 家賃1カ月分
まず、月額のコストを比較したのが図表1です。購入ケースは37万4000円、賃貸ケースは37万9000円となり、支出はほぼ変わりません。
30年住むと、購入のほうが1760万円お得
次に、30年間の累計コストを比較したのが図表2です。
このように比較すると、30年間の支出総額は賃貸より購入が約1760万円安いという結果になりました。そして、決定的な違いは「30年後に物件という資産が手元に残るかどうか」です。
累計コストで購入が有利とはいえ、個人の状況によって最適解は異なります。図表3を参考に、自分のケースを確認してみてください。



