国民食のマグロでさえ輸入物が多い

原油や鉱物資源をはじめ、多くを輸入に頼り、資源に乏しいと言われる日本。小さな島国だが、四方を海に囲まれているため、主権を有する排他的経済水域(EEZ)は、世界6位に浮上する。豊かな周辺海域では、数百種に上る魚介が生息し、古くから多彩な魚食文化を育んできた。

ところが、食の多様化や海洋環境の変化もあって、国産の天然魚が日常の食卓に次第に上らなくなってきた。回転寿司やスーパーの店頭では、養殖魚や外国産の冷凍魚が定番ネタとして幅を利かせている。

なぜ、日本で国産の天然魚が気軽に食べられなくなっているのだろうか。