株式投資で利益を得るための方法は古くから多くの人が研究してきた。経済評論家の頼藤太希さんは「大きく3つの流派があるが、いずれも完璧な方法とはいえない。しかし、お金を増やすことが主な目的なら、選ぶべき投資手法は一択といえる」という――。
完璧な投資法は存在しない
投資とは、将来増える資産にお金を投ずることです。
ただ投資と一言でいっても、金融商品はさまざまなものがあります。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。
完璧な金融商品があれば、それに投資するだけで良いので手っ取り早いのですが、残念ながらそんな金融商品は存在しません。完璧な投資方法があれば、それを真似すれば良いですが、そんな方法もありません。
株式投資を例に自分がどんな投資をすれば良いのかを考えてみましょう。
株式投資で利益を得るための方法は、古来多くの人が研究してきました。その研究結果は、大きく3つの「流派」に分類できます。テクニカル派、ファンダメンタルズ派、インデックス派です。それぞれ、一言でまとめると
テクニカル派……チャートや指標からタイミングをとらえて投資
ファンダメンタルズ派……業績や財務情報から投資先を選んで投資
インデックス派……当たり外れをなくした平均点を狙う投資
です。
各流派が重視するポイントは、それぞれ異なります。世にあまたある投資本も、どの流派の人が書いたかによって、主張が異なります。
図表1のように、他の流派を否定するような内容になっていることもあります。投資本を何冊か読むと、同じ物事でも捉え方や要点がまったく違う場合があることに気づくでしょう。
特に投資初心者は何が正解なのかがわからなくなってしまうかもしれません。
ここで3つの流派それぞれの考え方やメリット・デメリットを確認しておきましょう。



