「NISA貧乏」になってはどうしようもない

同じ月1万円でも、置き場所と時間軸によって結果は大きく変わります。ただし、「とにかくNISAが正解」「預金はすべて損」といった単純な話ではありません。生活防衛資金や数年以内に使う予定のお金まで値動きのある商品に回してしまえば、いわゆるNISA貧乏につながりかねません。

大切なのは、すぐ使うお金、5〜10年後に使うお金、老後まで使わないお金を分けて考えることです。「一番増える場所」を探すのではなく、そのお金の目的に合った置き場所を選ぶこと。それが、今も将来も安心できる資産形成につながるのではないでしょうか。

※本稿のシミュレーションは、あくまでも上記前提に基づく試算であり、将来の投資成果を予想・保証するものではない。
投資信託の利回りは金融庁「NISA早わかりガイドブック」を参考に設定。
税金の扱いは預金・財形・国債は利子課税を反映し、NISA・iDeCoは運用益非課税で試算。
銀行預金と財形は、実際の商品の利息計算をそのまま再現したものではなく、便宜上税引後年利をもとに月次積立で試算した。
個人向け国債は単利で計算している。
投資信託は元本保証ではないため、運用成果に幅を持たせた。
iDeCoのシミュレーションには、口座管理手数料、掛金の全額所得控除や受取時の退職所得控除、公的年金等控除等による税制メリットは含まれない。

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