10年後、国債と投資信託では2~7倍の差

積立期間が10年になると、置き場所による差はかなり開いてきます(図表3)。

【図表3】「月1万円」を10年続けると…
※運用成果は一定ではないため、ここでは年2%〜6%で試算(図表=筆者作成)

預金や財形、個人向け国債は着実に積み上がりますが、増え方は緩やかです。

これに対して、NISAやiDeCoで投資信託を積み立てると、想定利回りによって幅があるものの、複利効果で資産は増えやすくなっています。

10年先以降を見据えたお金なら、投資をする意味は大きくなります。ただし、使う可能性があるお金ならNISA、老後資金として確実に分けたいならiDeCoというように、目的に合わせて制度を選ぶことが大切です。

銀行に20年預けても8万円しか増えない

20年という長い時間軸で見ると、複利の差はさらに大きくなります(図表4)。

【図表4】「月1万円」を20年続けると…
※金融庁「NISA早わかりガイドブック」 Part. 2 ①長期投資「保有期間20年」を参考(図表=筆者作成)

預金や財形は元本保証の安心感がある一方で、増え方は限定的です。一方で、NISAやiDeCoで投資信託を積み立てると、長く続けるほど資産は増えやすくなります。

老後資金のように20年以上先を見据えられるお金であれば、短期の値動きに一喜一憂せず、時間を味方につける発想が大切です。