SNSで顔と社名が拡散され、借金地獄へ

そこには、会社のユニフォームを着て、放尿している男性の姿があった。その投稿は拡散され、会社にも「清掃会社の人間が立ちションですか? 二度とこの会社を利用しません」という文言とともに、直接送られてきた。

SNSで炎上するイメージ
写真=iStock.com/inomasa
※写真はイメージです

男性は、何一つ言い訳をすることができなかった。会社としても、黙って見過ごすわけにはいかない。結局、男性は著しく会社の名誉を傷つけたということで、懲戒解雇となった。そしてSNSでの拡散により、彼の顔や勤務先が特定されたことで、同業他社に面接に行っても門前払いとなった。

独り身だった男性は誰に相談することもできず、お酒に逃げていき、やがて貯金も尽き、複数の消費者金融に手を出していった。そこからはもう、借金は雪だるま式に増えていき、その男性は破産するしかなかった。立ちションが、すべての起因となったのだ。

たった1回でも大きすぎる立ちションの代償

【破産しないために】

永峰英太郎(監修=司法書士・行政書士、速水陶冶)『人はこんなことで破産してしまうのか!』(三笠書房)
永峰英太郎(監修=司法書士・行政書士、速水陶冶)『人はこんなことで破産してしまうのか!』(三笠書房)

尿意は生理現象であるため、トイレが近くにない場合、立ちションは仕方ないことと、特に男性は思いがちだ。確かにハイキング中など、人のいない草むらの中でこっそりするのであれば、それは致し方のないことかもしれない。しかし、周囲に人がいるケースでは、「軽犯罪法違反」や「公然わいせつ罪」により、警察沙汰になることも十分あり得る。

実際、令和5年、軽犯罪法第1条26号で検挙された人は539人となっている。もう一つ、頭に入れておきたいのは、立ちションは、周りにとって、不快極まりない行為だという事実。そんな姿をさらしたら、すぐにSNSに投稿されたり、会社を特定されたりする時代であることは、しっかり認識しないといけない。

【ポイント】
・立ちションは、犯罪行為だと認識せよ!
・不快な行為はSNSの格好のネタ!
・尿意を感じなくても、トイレに行っておけ!
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