試験前の緊張を解消するには何をするといいか。スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長の星友啓さんは「テスト不安が強い人は、本番になると練習通りの実力を発揮できず、点数が下がってしまう。本来の実力を発揮するには、たった10分間でいいので白紙を用意して書き出しを行うといい」という――。
※本稿は、星友啓『スタンフォード大学オンライン高校の校長が教える 世界の研究に基づいた 勉強法大全』(KADOKAWA)を再編集したものです。
脳は水でできている
勉強中に集中力が途切れた時、その原因が「水不足」だとは思いもしないでしょう。しかし、脳の約80%は水でできています。
わずか1~2%の水分が失われるだけで、集中力、短期記憶、計算能力が低下することがわかっています。
喉が渇いたと感じた時には、すでに脳のパフォーマンスは下がり始めているのです。
水分が不足すると、脳は萎縮し、情報を処理するために普段よりも多くのエネルギーを使わなければならなくなります。逆に言えば、適切に水分を補給することは、最も手軽で即効性のある脳のアップグレード方法です。
例えば、水を300ml飲んだだけで、その20分後には集中力が向上したという結果も出ています。また、学校で水を自由に飲める環境にある生徒の方が、そうでない生徒よりもテストの成績が良いというデータもあります。

