AKB48の握手会で起きた事件

2014年5月24日、岩手県滝沢たきざわ市で行われた「AKB48」の握手会において、メンバーの川栄李奈かわえいりな入山杏奈いりやまあんなが手などを負傷した。

事件が発生したのは、AKB48のCDに封入されている参加券があれば誰でも参加できる「全国握手会」と呼ばれるイベントだった。そこに男が現れ、ノコギリを取り出してふたりを切りつけたのだ。

マスコミ各社は警備の不手際を指摘し、それに呼応するように運営側は警備員を増員するなど対応策を打ち出した。

未成年との“ふれあい”がビジネスになる

かつて秋葉原でリフレ店を営んでいた某オーナーは言う。

「AKBの握手会をヒントに、未成年との“ふれあい”がビジネスになると思い、ハグやおんぶのオプションを導入したんだ」

握手する女性
写真=iStock.com/maroke
未成年との“ふれあい”がビジネスになる(※写真はイメージです)

彼だけではない。前出の藤井(編注:仮名。JKビジネスの火付け役だが、筆者の記事がきっかけとなり摘発を受けた)もAKB商法にもAKB商法に刺激を受けたと打ち明けた。

「初期のAKB48劇場でのコンサートでは短い制服姿で激しくターンさせるなどもう、パンチラし放題でした。また客もそれを目当てに来ているようだった。

もちろん見せパンだろうけど、この偶発的なパンチラがマジックミラー越しに女子高生の生態を見せる商売のヒントになりました」

AKB商法をヒントにしたというJKビジネスは2011年以降、大きく増殖していった。他店との差別化の流れもあって、オプションサービスも流行する。

だが、先にも記したように、2012年以降のJKビジネスのサービスはハグやおんぶなどの「単なる接触」ではなく、ティーンが性サービスをする「裏オプ」に変わっていく。大枚叩けば少女との個人交渉で手コキや本番までできるなど、さらに過激化するのだ。