「自分が絶対に正しい」と思い込む

このタイプの心の中には、「自分は正義の味方だ」といった自己陶酔があったりする。

ソーシャル・ジャスティス・ウォリアー(SJW)という言葉があるが、これは元々は進歩的な観点に立って社会を改革しようとして発言したり、運動を推進したりする人を指すものだった。だが、今では、異物を排除しようとするような保守的な人を指したりもする。

いずれにしてもSJWの特徴は、社会や組織を良くしたいといった自分なりの正義感に基づいて、自分と価値観の合わない人物や組織、制度などを徹底的に攻撃するところにある。

本人は自分が絶対に正しいと思い込んでおり、正義の味方を気取っているが、冷静な第三者からしたら、偏見に凝り固まっているようにしか見えなかったりする。

あまりに強硬かつ攻撃的で、違う意見に対してまったく聞く耳をもたず、冷静さを失っているようにしか見えないからだ。

クレーマーとビジネスマン
写真=iStock.com/takasuu
※写真はイメージです

おかしいと思うと黙っていられない

ちょっとでも「おかしい!」と思うことがあると黙っていられない。

「あの人のやり方はおかしい」
「あの制度はおかしい」
「この組織はおかしい」

などと糾弾が始まる。周囲の人たちは、その勢いに退き気味で、

「それはちょっと極端じゃないかな」
「そんなに目くじら立てるほどのことでもないんじゃないの」

などと取りなそうとするが、本人は自分の言い分こそが絶対に正しいと信じ込み、

「なんでみんなわからないんだ!」
「そんな事なかれ主義でいいのか!」

といきり立っている。それを見て、周囲の人たちは、

「そこまでムキになるほどのことじゃないだろうに」
「そんなに事を荒立てる必要はないのに」

と呆れるわけだが、本人は事なかれ主義で見過ごすのは間違っていると思っており、みんなが言いにくいこともはっきり主張する必要があると、使命感すら感じている。