何より大事なのは「クライアントの目的」

多くの組織で「自走する人材」が求められています。自走するとは、自分で考えて動くという意味です。その都度「これをしますか? これでいいですか? どうしますか?」と聞いてくるのではなく、自分で考えて自分で実行する人が望まれています。いちいち聞かずに自分で考えて行動してほしいと思っているわけです。

木暮太一『仕事ができる人の頭のなか』(ダイヤモンド社)
木暮太一『仕事ができる人の頭のなか』(ダイヤモンド社)

あの貧乏神も、自分で考えて、自分の判断で行動していますよね。でも貧乏神がすることは迷惑でしかありません。

では、この「自走する人」と、貧乏神の違いはなんでしょうか?

両方とも、指示待ちではなく自分から率先して行動しています。両者の違いは、クライアントの目的&作戦に合致しているかどうか、そしてそのアクションがその目的を実現させるために「論理的に筋がいいもの」になっているかどうか、です。

クライアントがやりたいことをくみ取り、その実現に向けて筋のいいアクションを「勝手に」やる人は「自走する人」です。一方で、それが筋が悪いアクションだったら、「余計なことをしでかす人」と評価されます。

ポイントは、目的&作戦に繋がっているか、そして、繋がる可能性が高いかという話なんです。

では、仕事ができる人が共通して持っている論理的思考力とは何か? それは、繰り返しになりますがこの2つなんです。

・常にゴールを意識して、ゴールを達成するために必要なことを考える
・ゴールを達成するための手段として妥当なものを考える
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