必要なのは「より妥当なものを選ぶ力」
ここで必要なのが論理的思考力、その中でも「より妥当なものを選ぶ力」です。
一緒に仕事をしているメンバーが的外れな考え方をしていると大変です。なぜその考えがNGなのかを説明しなければいけませんし、時間も取られてしまいます。ましてや仕事を任せるなんてできないと感じるでしょう。だから「妥当なものを選ぶ力」は相手の負荷を減らすために必要不可欠なんです。
仕事ができる人になるために必要な論理的思考力は、
・ゴールを達成するための手段として妥当なものを考える
の2点です。
仕事で論理的思考力を身につける目的は、相手を論破することでも、自分が賢くなることでもありません。あくまでも、クライアントの負荷を減らすために自分の思考と行動の質を高めることが目的です。
「相手の負荷を減らす」ために頭を使う
「何をすればいいかわからないから、行動できない」では、あなたはずっと仕事ができない人のままになってしまいます。ゴール達成のために何をしたらいいかを指示されないことはあります。そもそも経営層や上司でも、それがわからないケースも多いです。
そんなときに仕事ができる人は「言われてないからできません」とは言いません。自分で論理的に考えて状況を整理し、質の高い作戦を選び、自ら行動していきます。ぼくらに必要な論理的思考力とは、それができるようになる力です。
論理的に考えられる人は、細かい人・理屈っぽい人と近いイメージがあるかもしれません。しかし、実際はまったく違います。
論理的思考ができる人は、仕事ができます。でも「理屈っぽい人」は仕事ができない人です。この二者は何が違うのでしょうか?
それは、その人の「目的」です。
相手の負荷を減らすために考えている人は「論理的思考力が高い」です。
一方で、自分が言いたいことを言っているだけで相手のことを考えていない、とにかく相手を否定するなどして相手の負担を増やしている人は、単に「理屈っぽい」だけです。同じようなことを考え、発言していたとしても、目的の違いで大きく意味が変わります。

