三井物産が伸びたワケ

就活生から絶対的な人気を誇る商社は今回も安定していた。

いわゆる五大商社は全てトップ15圏内にランクインしており、最高順位は三菱商事の5位。ただ、平均年収は前年比で57.6万円減少となる2033.3万円だった。同社として初となる2年連続の基本給アップ(ベア)をしたものの、2024年3月期の業績が振るわず連動型の報酬が減少したとみられる。

業績不振を受けながら、平均年収は商社として唯一の「2000万円台」を死守した三菱商事に肉薄したのが、前年比96.5万円アップで1996.4万円だった三井物産だ。2023年度決算では、24年ぶりに純利益が商社1位となって話題を呼んだ。三菱商事との平均年収差は前回調査で191万円だったところ、今回は36.9万円まで迫っている。