高リスクのO型、低リスクのAB型

より大規模な研究でも、同様の傾向が確認されました。調査対象となったコレラ患者のうち、O型が全体の62%を占めていたのです。A型やB型はO型に比べて少なく、AB型がもっとも少ないという結果でした。

これまではわりと「リスクが高め」といわれることの多いAB型が、コレラではもっともリスクが低かったのです。

また、コレラ感染者の家族のなかでも、うつされて実際に発病した人はO型が多く、とくに重症化した人の68%がO型だったという報告もあります。感染しても無症状だった人のO型の割合が36%と低かったことと比べても、O型の重症化リスクが高いことがうかがえます。