AB型の意外な弱点

日本では、「コロナ制圧タスクフォース」として、全国の病院が協力して約2400人の新型コロナウイルス感染症の日本人患者データを詳細に分析しました。

すると、基本的な傾向は世界と同じ――A型の人がO型の人より感染しやすいという結果でした。しかし、酸素吸入や人工呼吸器を必要とするもっとも重篤な症状のケースを分析したところ、AB型の人の重症化リスクが、O型の人と比べて約1.84倍も高かったのです。

これは、年齢や基礎疾患など、ほかのリスク要因を考慮しても変わらない数値でした。世界的には「A型が高リスク」とされてきましたが、どうやら私たち日本人では、AB型の方が重症化しやすい可能性があるのです。