なぜ創価学会は高市首相に怒っているのか
でも、あれは公明党からすれば虎の子で本丸である地方組織・地方議員の皆さんが立憲候補を小選挙区で応援することを意味します。同時に、いままで立憲候補を文字通り地盤として支えてきた労働組合の皆さんと創価学会員が肩を並べて同じ候補の青いビラを配ることになるわけでして、本当にそんなことができるのか? っていうのは外部から見ていて非常にクエスチョンでした。
公明党、旧立憲の関係者によりますと、この話を進めたのは創価学会副会長の佐藤浩さんと、「ホットライン」のある馬淵澄夫さん、旧立憲内で推進したのは安住淳さんとのことです。一部報道にもあった通り、佐藤浩さんとしては、自民党と気脈を通じる菅義偉さんの後見のもと幕僚に木原誠二さんがいる小泉進次郎陣営が総裁選で勝っていれば連立離脱はしなかったことは確実と言えます。
また、創価学会としては過去に奈良一区で派手に不義理をされ、さらに奈良県知事選で前任知事を降ろす調整なく手駒の総務大臣秘書官だった平木省さんを勝手に擁立した高市早苗さんに対して怒っていて関係が悪いというのは公然の事実でありました。責任の9割は派手に不義理かました高市早苗さん側にあり、怒る筋論としては創価学会が全く正しい。ですが、選挙では常に勝ったほうが正義になってしまうので、歴史は民意を得られた高市さんのほうが正しいということになってしまうのでしょうか。
ただ、その創価学会の実力者・佐藤浩さんが立憲民主党と組んで高市自民党の電撃解散を迎え撃つという話だったので、自民党側はビビっておりました。そのまま創価学会票が立憲候補に乗ることになったら自民党側は実績がある候補者でも大変な苦戦が予想されます。正直これヤベェんじゃねという感じで各陣営各候補引き締まったのは事実です。しかしながら、結果はご覧の通りでございますので、自民大勝の裏MVPはやっぱり佐藤浩さんでお願いいたします。
突然の解散報道と「大物官僚」の影
1月8日~11日:突然の解散報道と調査開始
1月8日、突然読売新聞が「高市早苗電撃解散」の観測記事をぶち上げまして、何だそれとなりました。
その前段として、25年10月22日に古き良き安倍晋三官邸を支えた「バッドボーイ」今井尚哉さんが内閣参与への起用が報じられ、早期解散論をブチまくっていたので嫌な予感はしておりました。ただ、今井さんは26年年始の解散を進言していたものを、高市さんが通常国会召集を1月23日としたため、26年度予算の年度内成立が怪しいタイミングで本当に解散するつもりなのかということで騒ぎになったわけです。
また、年が明けてから総理は危機存立事態関係で今井さんのことが大変嫌いになったようで、与党内では、総理の心模様は山の天気みたいに急変するんだなあとみんなで話し合われておりました。そんなわけで、今回の読売新聞でのビッグな観測記事は広報官が同じく安倍官邸を支えた佐伯耕三さんだったため、解散を仕掛けたのは佐伯さんじゃないのかという風聞まで立ちました。そんなことないと思いますけれども。
