働かざるもの食うべからず

人生の後半戦で「働く」ことで高齢者が幸せになれる理由はいろいろと挙げられるが、突き詰めていくと、人間という生物が本能的に身につけている要素に行き着く。

聖書にも「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」と記されているように、人は古代から「働く」ことに重きを置いていたわけだが、さらにさかのぼると、「働く」ことは人間の本質なのだと思わされる。

人間は集団行動をする生き物であり、集団に属する全員がつつがなく暮らせるようにという「共存」の意識と、集団の役に立っているという安心感は、生活における最大のモチベーションであり、喜びの源泉なのだ。