人生を変えた一冊の本

高校時代の大垣さんは、進路に悩み、漠然とした将来への不安を抱えていた。

「このまま仕事をするのも嫌やし、大学に行って自由な時間が欲しい」という思いを抱きながら、好きな映画館に通う日々だったという。

「薬師丸ひろ子が出てくる前の時代かなあ。友達のお父さんが松竹に勤めていてね。試写会にもよく行きました。夜は麻雀したり……まあ、そんな生活でした」